ブライダル司会者(以下MC)がビジネスとなって30年余り。
新郎新婦の要望やパーティ形式の変化、そしてブライダル産業のオープン化などマーケットの変革に伴い、
MCのミッションや、労働環境も新たな時代を迎えています。
一方、MCのスタンスというと、他を受け入れない自己流を貫く1匹オオカミスタイルが今だ多く、
後輩へは何も受け継がれないことから、どの時代も新人は1から独学を始めるという悪循環が続いています。
業界として見ればMCの品質は、「でこぼこ」であり、残念なことにMCを「進行係」で充分と考える会場も存在するなどMCの地位低下に繋がっています。
ところで、どの会場でもレクチャー台に立つ人のことを「アナウンサー」ではなく、「司会者」と呼んでいます。
Weddingの多種多様なニーズに対応できる、これからの司会者のあるべき姿は、今以上にブライダルを熟知した上で、
新郎新婦へ適切なアドバイス(プロデュース力)ができ、そして頼りがいのある存在と言えるでしょう。
BMCAは、MCの品質・地位向上を目的とし、アライアンス (同盟)体制で連携しながら取り組んでいくことを提案します。
全国で活躍するMC達のベクトルが1つになった時、MCは活きたプロデュースが出来る存在と言えるでしょう。